ROIから必要資金を計算する
こんにちは。
前回、色々な利益の違いについて説明させて頂きました。
今回はその中のROI(投下資本利益率)について書きますね。
投下資本利益率とはその名の通り、投下資本に対する利益率です。
100万円その商品を買って40万円の利益が出たら利益率は40%ですね。
輸入ビジネスにおいて売上利益率と混同する人が多いです。
これは売上金額に対する利益率ですので
100万円その商品を買って200万円でその商品を売って40万円の利益が出たら利益率は20%ですね。
今回例に挙げた商品の販売でも利益率が違ってきますのでご注意を。
よく他のブログで見かける「利益率」ですがどちらの利益率なのか把握しておく必要がありますね。
売上利益はキャッシュフローに、
投下資本利益はこれから行動を起こす場合にいくら利益が見込めるかの指標として使うといいかもしれません。
後者のざっくりとした使い方ですが
例えば
今までの実績からROIが25%であったとします。
仕入れた商品は2か月で売り切ると仮定します。
月利50万円を達成したいのだけど、いくら資金が必要か?
それでは計算しますね。
必要な資金をAとします。
ROIは25%なので0.25
2か月で売り切るので1か月の割合はその半分の0.5
A×0.25×0.5=500,000
この方程式を解くと
0.125A=500,000
A=4,000,000
400万円の仕入れ資金が必要です。
という訳でこの場合
50万円の月利が欲しければ潔く400万円を用意するという事ですが
こんなにお金もってないよ!
という事であれば
ROIか回転率を上げればいいですね。
ROIを25%から40%にすれば
A×0.4×0.5=500,000
0.2A=500,000
A=2,500,000
なんと資金250万円で達成します。
利益率が1.6倍になってますから必要な資金も1.6分の1になりますね。
回転率に関しても同じ事が言えるので計算してみてください。
アマゾンは入金が早く売れたそばから仕入れが行えるの事があるので実際はもっと少ない資金で到達しますが(笑)
これが分かれば自分の実力で目標の月利を到達するのに
どの様に行動すべきか客観的に判断ができます。
ROIを上げるのか、回転率を上げるのか、はたまた資金調達するのか。
ご参考になればと思います。
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